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苫小牧の名取さんが俳句集発刊 501句を一冊に

苫小牧市三光町在住で、俳人協会(東京)の俳句大賞受賞歴を持つ名取光恵さん(75)はこのほど、句集「羽のかろさ」を発刊した。2006年から22年7月まで約16年間に詠んだ501句を掲載しており、「多くの皆さんの協力でまとめることができ、ほっとしている」と述べた。

「羽のかろさ」を発刊した名取さん

 名取さんは重い持病のため「子どもたちに母親らしいことをしてあげられなかった」と言い、視力低下も進んできたことから「生きた足跡を残したい」と2作目の発刊を決意した。所属する、いには俳句会(千葉)の村上喜代子主宰の力も借り昨年4月ごろから編さんを始め、同12月に完成した。

 タイトル「羽のかろさ」には「人生も軽い羽のように自由に生きていければ」との願いを込めた。キラキラ公園(入船町)で遊ぶ孫の姿を詠んだ「夏帽子水の不思議に夢中なる」をはじめ日常の出来事や風景、自身の思いをつづった句がまとめられている。14年の俳句大賞作「稲の道嬥歌(かがひ)の山へつづきけり」も収録している。

 名取さんは「17字しかない俳句は言葉や気持ちを取捨選択し、一番伝えたいことだけを記すことが大切。少ない文字数だからこそ言葉の持つ力が増大し、自分を解放してくれる」と俳句の魅力を語る。「ここまで続けてこられたのは俳友や家族の支えがあったおかげ。これからも続けられる限り仲間と俳句を楽しみたい」と柔らかな笑顔を見せた。

 四六判191ページ、2970円。400部発行。問い合わせは名取さん 電話0144(36)0479。

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