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北羽新報社

洋上風車の建設拠点へ 能代港の地耐力強化工事始まる

洋上風車の長大な部材の重みに耐えられるよう埠頭を強化する工事が進む能代港大森地区

 能代市の能代港大森地区で洋上風車を建設する拠点港整備を行っている国土交通省は、タワーなど大型部材の重みに耐えられる地耐力強化工事を開始した。大型部材を組み立てたりする埠頭(ふとう)用地に1179本の杭(くい)を最大40㍍の深さまで打ち込み、セメントを地中に注入して強度を高める。高さ約40㍍の改良機が昼夜連続で作業を進めており、年度内に終える予定。総事業費は85億円。来年度は大型専用船が作業できる水深を確保するため浚渫(しゅんせつ)を行うなどし、5年度の完成を目指す。

 同港の拠点港整備はブレード(羽根)やタワーといった洋上風力発電設備を構成する巨大な資機材の重さに耐えられる構造にするのが目的。通常の重量物を扱う現在の同港地盤は1平方㍍当たり3㌧の重さに耐えられるように設計されており、地耐力強化工事では1平方㍍当たり35㌧まで強度を向上させる。
 拠点港整備のメインとなる地耐力強化工事は10月下旬に着手。深層混合処理機と呼ばれる大型改良機を4基並べ、長さ40㍍と3㍍の2種類の杭(直径2㍍)を地面に打ち込んでいる。杭はドリルのように回転しながら掘り進め、先端から放出するセメントを地中の土と混ぜて固めていく。杭を引き抜くと地中に硬い柱が長短交互に埋め込まれる形となる。
 機能強化する埠頭1・8㌶のうち、縦75㍍、横48㍍に1179本の杭を打ち込む。施工は海洋土木大手・東洋建設(東京)と建設業・本間組(新潟市)の共同企業体(JV)。1本当たりに要する作業時間は約4時間で、昼夜連続で施工している。工期は来年3月。
 国の拠点港整備工事は2年度にスタートした。大型部材を搬出入する岸壁を新たに築くため、2、3年度で旧防波堤を撤去し長大な鋼管矢板を200本近く打ち込んだ。
 最終となる来年度は岸壁周辺を浚渫して水深を現在の約7㍍から10㍍まで深くし、海上で風車を建造するSEP船が寄港して作業できるようにする。鋼管矢板の上部工も施して岸壁に仕上げ、埠頭全体に砕石を敷き詰めて完成させる。
 国交省は2年9月、能代、秋田、鹿島(茨城県)、北九州(福岡県)の4港を全国で初めて洋上風力発電の「基地港湾」に指定。発電設備の組み立てや資機材の積み下ろしなどに活用する埠頭を国が最長30年間、発電事業者に貸し付けることを認める。
 能代港を担当する鬼嶋充・秋田港湾事務所副所長は「5年度の完成に向け、24時間態勢でフル稼働している。障害物が埋まっていることもある大変な工事だが、無事故で安全に確実に進めたい」と話す。
 洋上風力の公募第1弾で能代市・三種町・男鹿市沖の発電事業者に決まり、8年度に着工する三菱商事(東京)の共同事業体が、完成後の能代港で風車の組み立てなどを行う予定でいる。

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