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「ちいさな森のマルシェ」運営 芽室の川上さん選定 ディスカバー農山漁村の宝

 農林水産省は、今年度の北海道地区「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」に、芽室町で「ちいさな森のマルシェ」を企画する川上徹さん(36)=めむろプラニング専務取締役=を選定した。地域住民の交流と憩いの場を提供し、地域を巻き込んだ発展を果たしている点などが評価された。

食事や買い物が楽しめる「ちいさな森のマルシェ」

 「ディスカバー-」は農山漁村が持つポテンシャルを引き出し、地域の活性化や所得向上に取り組む優良事例を選定している。9回目の今年度は全国から約650件の応募があり、37地区を選んだ。

 北海道は選定された取り組み以外にも優れた事例があることから、独自の特徴がある取り組みを選定。個人部門の川上さんのほか、2団体を選んだ。

 ちいさな森のマルシェは、飲食事業を展開するめむろプラニングが主催。町やJA、企業と連携し、2020年から7~9月の毎週土・日曜に、町上芽室の本社に隣接する所有地で開いている。

 コロナ禍でイベントがなくなり、販売や発表の機会が失われた生産者やクリエーター、アーティストなどが出店・出演できる場にし、遊びが制限されていた子どもたちも屋外で楽しめる空間を創出。今年は14日間開催し、約3000人が来場した。

 今後もイベントを継続し、さらに会場の敷地内に新たに厨房(ちゅうぼう)を作り、カフェを常設する構想もあり、地域内外の人が気軽に立ち寄れる場所を目指す。

 12日に道農政事務所帯広地域拠点で選定証が授与された。川上さんは「ゴールを見据えないで出発したので、栄誉ある賞に困惑しつつもうれしい。今後もこうした取り組みを続け、芽室町と十勝の発展に寄与したい」と語った。

選定証を授与された川上さん(左)と山田淳一地方参事官

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