保護者６人を講師に、さまざまな職業について学んだ「大先輩に学ぼう」＝４日、鹿児島県知名町の下平川小

　鹿児島県知名町の下平川小学校（林賢介校長）の４～６年生３６人を対象としたキャリア教育「大先輩に学ぼう」が４日、同校であった。保健師、農家、美容師などさまざまな職業に就く保護者６人を講師に招いて話を聞き、社会に役立つ仕事の大切さや大変さなどを学んでいた。

　講話を通して、新たな発見や知識を自身の生き方に生かす力を身に付けることなどを目的に初めて開催。子どもたちは１０分ごとに希望した講師３人のブースを回り、話を聞いた。

　各ブースでは、講師がそれぞれの職業に就くために必要な勉強や働いている場所、仕事内容などについてパンフレットや映像を使って説明。子どもたちは話を聞いた後、疑問に思ったことを質問していた。

　４年生の児童は「放射線技師の仕事を初めて知った。強力な光で人の骨を見ることができるのに驚いた」と話した。