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長野日報社

秋の湖畔4000人快走 3年ぶり諏訪湖マラソン 長野県

3年ぶりに開かれた諏訪湖マラソン大会。約4000人のランナーが湖畔を駆け抜けた

 第34回諏訪湖マラソン(長野県、諏訪地方6市町村、長野日報社でつくる諏訪圏健康推進協議会主催)は23日、諏訪市の諏訪湖ヨットハーバーを発着点とする日本陸上競技連盟公認のハーフマラソンコース(21・0975キロ)で行われた。新型コロナウイルス感染拡大の影響で2020、21年度は中止したため、3年ぶりの開催。約4000人のランナーが木々が色づき始めた湖畔を駆け抜けた。

 早朝は霧が出ていた湖畔だったが、開会式では晴れ間がのぞいた。午前10時にゲストでお笑いタレントの藤森慎吾さん=諏訪市出身=らの声援を受けてスタート。青空の下、高低差の少ないコースを走った。フィニッシュ地点では見守る人から「お疲れさまです」「お帰りなさい」などと温かい言葉が送られた。

 男子はスタート直後から飛び出した牛山純一選手(38)=茅野市=が1時間5分17秒のタイムで7年ぶり5度目の優勝。女子は駒ケ根市出身の室伏ほのか選手(28)=浜松市=が1時間19分29秒の大会新記録で初優勝を果たした。

 スポーツクラブインストラクターの坂内弓子さん(49)=長野市=は諏訪湖マラソンに初挑戦。コロナ禍以降では初のハーフマラソン出場になった。「沿道の応援を励みに気持ちよく走れた」と振り返り、「大会に出る目標があることで頑張れた自分がいた。今後もコロナ対策を取った上でこうした大会が開かれるといい」と話した。

 開会式で大会長の佐久秀幸・長野日報社会長は3年ぶりの大会開催にこぎ着けたことについて、ボランティアら関係者に感謝。ランナーに向けて「諏訪湖一周の走りを楽しみ、一生の思い出をつくってほしい」とあいさつした。

 大会は参加定員を例年の約半数に限定。陰性証明の提示や体調管理チェックシートの提出を求めるなど新型コロナ対策を講じて実施した。

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