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母校中大から化粧まわし 芽室出身の新十両矢後

母校の中央大学から贈られた化粧まわしに笑顔の矢後

 大相撲秋場所(10日初日、東京・両国国技館)に新十両として臨む矢後(23)=本名・矢後太規(たかのり)、中大、埼玉栄高、芽室西中出、尾車部屋=に1日、母校の中大から化粧まわしなどが贈られた。矢後は入幕を次の目標に掲げ、「1番1番、大切に番付を上げたい」と抱負を語った。

 所要2場所での新十両入りは、中大出身では魁道康弘さん以来14年ぶりの快挙。贈られたのはスクールカラーの紺地に銀糸で校章が刺しゅうされた化粧まわしと紺色の締め込み、収納する明荷(あけに)の一式で、同日、都内の中大駿河台記念館で開かれた祝賀会で酒井正三郎総長・学長から手渡された。

 矢後は「中大の看板を汚さぬよう強くたくましい相撲を取る」と誓った。

 幕下時代の倍の15番取るため、スタミナ強化の稽古に力を入れる。秋場所で史上最年長で関脇に昇進した兄弟子の豪風ら先輩力士の胸を借り、ウエートトレーニングで下半身強化や筋力アップに励む。研究熱心で、学生時代からサンドバッグなどを自ら練習場に持ち込んでおり、部屋でも新しい器具で汗を流す。

 「床山さんの話では、まげが結えるのは来年3月ごろ」というスピード出世で、「関取の実感を徐々に感じ、充実している」と笑顔を見せる。

 新十両で給料を手にするが「両親に贈りたい」と孝行ぶりを発揮。同世代の学生相撲出身者の活躍が刺激で、「追いつき、追い越したい」と意気込む。

 祝賀会には中大出の豪風や相撲部のOBら約130人が出席し、活躍をたたえた。

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