全国郷土紙連合

全国12新聞社加盟kyodoshi.com

北海道から沖縄県石垣島まで、南北に長い日本列島。今日もどこかでホットなニュースが生まれる。

長野日報社

「縄文」ブースの写真投稿を 長野県諏訪地方6館でスタンプラリー

学芸員の豆知識も紹介しているキャンペーン用の特設ブース=岡谷美術考古館

 長野県諏訪地域振興局は、日本遺産「星降る中部高地の縄文世界」を構成する諏訪地方6市町村の博物館・考古館6館で、写真共有アプリ「インスタグラム」を活用したスタンプラリーキャンペーンを展開している。各館で撮影した「縄文」に関する特設ブースの写真をインスタグラムに投稿し、スタンプを集めた人にオリジナルバッグをプレゼントする。11月6日まで。

 「星降る縄文インスタキャンペーンスタンプラリー」と銘打ち、縄文の魅力を若い世代に広めようと企画した。参加館は岡谷美術考古館、諏訪市博物館、茅野市尖石縄文考古館、星ケ塔ミュージアム矢の根や(下諏訪町)、井戸尻考古館(富士見町)、八ケ岳美術館(原村)の6館。「学芸員の豆知識」に焦点を当て、各館で土器や土偶、 黒曜石の矢じりなどの縄文時代の遺物とともに、学芸員の縄文に関する小ネタや裏話を紹介したブースを設置している。

 来館者はブースの土器などを撮影し、「星降る縄文」や施設名に「#(ハッシュタグ)」を付けて投稿。その画面を各館の職員に提示して押印されるスタンプを3個集めると、オリジナルの肩掛け小型バッグ「サコッシュ」がもらえる。

 岡谷美術考古館は特設ブースで、目切遺跡から出土した市指定文化財「壺を持つ妊婦土偶」を発掘当時の割れたままの実物と、完形のレプリカを並べて展示。割れた状態で展示している理由を豆知識として紹介している。

 若者の視点で捉えた諏訪地方の縄文文化をSNSで発信してもらう狙いもある。同振興局企画振興課は「学芸員の 豆知識から新しい発見をしてもらい、若い人たちなどに諏訪地方の縄文を身近に感じてほしい」と期待している。

関連記事

長野日報社

市営林道バス「南アルプス クイーンライン」 今季の運行開始 長野県伊那市

南アルプスに登山シーズンの到来を告げる長野県伊那市の市営林道バス「南アルプス クイーンライン」が、今季の運行を開始した。同市長谷戸台口と歌宿を結ぶ約16キロを6月14日まで、除雪後には登山口の...

豊橋でモンハンスタンプラリー開始 ラッピング市電も

 JR東海が沿線で展開する「推し旅」の現地企画で、ゲーム会社のカプコンと豊橋市が特別協力する「豊橋へ一狩いこうぜ!」が24日、豊橋駅周辺の中心市街地で始まった。人気ゲーム「モンスターハンター(モンハ...

「豊橋へ一狩りいこうぜ!」 モンハンのデジタルスタンプラリーイベント

 JR東海は、豊橋駅周辺市街地などを舞台に、ゲーム会社「カプコン」の人気ゲーム「モンスターハンター(モンハン)」と連携したデジタルスタンプラリーイベント「豊橋へ一狩りいこうぜ!」を24日にスタートす...

長野日報社

原村でじっくりボードゲームを 1日1組限定のリゾート

ボードゲームに没頭するリゾート施設「GAW(ガウ)」が、5月1日に原村原山にオープンする。都内の音楽制作会社が手掛ける新事業。アナログゲームマスターのあだちちひろさんが依頼者の思いに沿った最...

加盟新聞社

カテゴリー一覧

アーカイブ一覧

アクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス

関連リンク