カツオ今が旬 「ベチベル」たたき 風味が人気 赤土流出防止植物でわら焼き
乾燥したベチベルでカツオをあぶる上地源さん=8日夕、石垣市平得
カツオ漁が最盛期に入り、旬を迎えている。刺し身のほか「わら焼き」によるたたきの食べ方があるが、緑肥作物として赤土流出防止に使用されたベチベルによるたたきが人気を集めている。
海人居酒屋「源」平得店に併設する鮮魚店では店舗前に焼き台を置き、乾燥させたベチベルで新鮮なカツオを燻す作業に大忙しだ。ベチベルの独特の香りがカツオの味をより引き立てる。
同店の上地源さん(32)は「燻すことでカツオの生臭さがまろやかになり、食べやすくなる。今日のカツオは脂ものっている。焼きたては塩とシークワーサーをかけるとさらにおいしい」と話した。
カツオの漁期は来月上旬の十五夜ごろまで。
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