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紀伊民報社

「ドラゴンミュージアム」 龍神村でプレオープン

龍の造形大賞の出品作などが並ぶ展示スペース(和歌山県田辺市龍神村柳瀬で)

 和歌山県田辺市龍神村柳瀬で16~18日、住民有志が出資した「株式会社龍神村」(伊藤研治代表取締役)運営の「龍神村Dragon Museum(ドラゴンミュージアム)」がプレオープンした。30日の本格オープンに向けて、地元住民らに施設を見学してもらい、改善点がないかを確かめた。

 ドラゴンミュージアムは、「龍」をテーマにした造形作品など180点以上を展示している施設。同社の事務所や地域の特産品が買えるショップを併設しており、中山路郵便局もテナントとして入る予定になっている。
 造形作品は、地域の特性を生かしたまちづくりに取り組む「龍の里づくり委員会」が主催し、フィギュア製作会社として世界的に有名な「海洋堂」(大阪府)が協力して開いている「龍神村 龍の造形大賞」で集まったもの。迫力ある入賞作品や、龍にまつわる伝説などを紹介するパネルも展示している。
 龍神村柳瀬の国道425号沿いに建設したこの施設は、かつて店舗として使われていた建物をリフォームした鉄骨平屋(床面積約420平方メートル)。今年2月ごろから工事を始め、約5カ月かけて完成した。
 ロビーには、龍神村のやのともこさんが描いた絵画を飾っている。パステル画をベースにした作品で、タイトルは「巡る龍」。訪れた人がまた戻ってきたいと思ってもらえるよう願いを込めて描いたという。
 株式会社龍神村の伊藤代表取締役(64)は「とにかく人の集まる場所にすることを目指している。観光や地元の集まり、ちょっと休憩したい時など、いろんな目的の人が気軽に立ち寄り、利用してもらえるようにしたい」と話した。
 プレオープンで施設を見学に訪れた地元の男性(73)は「地域にこういう施設ができて、非常にうれしい。展示品も見応えがあり、人が足を運んでくれるきっかけになる」と喜んだ。
 施設の開館時間は午前9時~午後4時。展示スペースの入館料は中学生以上500円、小学生250円(小学生未満は無料)。

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