2中学校にロコ・ソラーレ選手 夢の大切さ話し、交流も【宇部】

カローリングで選手と交流する生徒たち(桃山中で)
2022年北京冬季五輪女子カーリングの銀メダリスト、ロコ・ソラーレの鈴木夕湖選手(30)と吉田夕梨花選手(29)が13日、宇部市内の2中学校を訪れた。午前は桃山中(寺本実春校長)で講演。全校生徒327人は、世界的なトップアスリートとの触れ合いに目を輝かせていた。 市スポーツコミッション(長谷亮佑会長)が市から受託する「子ども夢教室」の特別版。夢を持つ素晴らしさを伝え、スポーツへの関心と意欲の向上を図る目的で17年度から実施している。 鈴木選手は、16年の世界選手権で日本勢初の銀メダルを取った後、メディア露出が格段に増え、翌年はプレッシャーに押しつぶされて、試合で勝てなくなったエピソードを紹介。「人生が終わるんじゃないかってぐらい悲しんだ」と振り返った。 一方、吉田選手は敗戦の経験があるからこそ成長できたと強調。重圧に苦しみながらも仲間と支え合って本来の強さを取り戻せたことが、18年平昌冬季五輪での銅メダル獲得につながったと伝えた。 高校・大学時代は友達と遊ぶ時間も無かったという吉田選手は「学校で友達と会える環境があるのは幸せ。当たり前と思わず感謝し、今を大切に」、鈴木選手は「夢や目標があったら、迷わず挑戦してほしい。挫折を恐れずに、チャンスをもらったと努力し〝最強〟の人になって」とエールを送った。 後半は生徒、教員も交じってカーリングに似た「カローリング大会」を体育館で開催。三つの車輪が付いた重さ2㌔のジェットローラーを先にある直径90㌢のポイントゾーンに滑らせるニュースポーツを楽しみ、選手との交流も深めた。 河上彩香さん(3年)は「将来は市役所など市民と関われる場所で働きたいと考えている。夢をかなえる段階で失敗があっても、ロコ・ソラーレの選手たちみたいに、常に笑顔で前向きに頑張りたい」と語った。 同日の午後には藤山中(森田成寿校長、327人)でも教室が行われた。
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