スモモのシーズン到来 大和村で目ぞろえ会 適期収穫へ目安確認

2022年産奄美プラム(スモモ)の目ぞろえ会(JAあまみ大島事業本部主催)が30日、主産地・大和村のJAあまみ大和支所湯湾釜選果場であった。JAや村産業振興課の担当者が農家へ収穫の目安となる着色の色合いなどを説明し、適期収穫と家庭選果の徹底を求めた。同日から奄美大島内2選果場への出荷も始まり、本格的にスモモのシーズンが到来。出荷は来月20日ごろまで続く見込み。
目ぞろえ会には約30人が参加。出荷や階級の基準のほか▽過熟果にならないよう適期収穫▽傷果、病果の混入防止へ家庭選果の徹底│などの留意事項を確認した。
JAや大和村によると、今年産は前年より着色が早く、玉肥大はL、2Lが中心。今年の共販取り扱い目標は16・5㌧(大和村13・7㌧、奄美市名瀬2・2㌧、龍郷町0・6㌧)、1㌔当たり単価420円、金額693万円と設定している。
村担当者は「規格外品になる果実を出荷すると選果料が二重にかかる。家庭選果を徹底し、手取りアップと選果場の効率化につなげてほしい」と理解を求めた。
出荷初日の同日は湯湾釜選果場に800㌔、奄美市名瀬の朝戸選果場に350㌔が持ち込まれた。選果作業は31日に開始する。6月3日には湯湾釜選果場で出発式がある。
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