給食の牛乳、容器が紙パックに 市立小・中学校【宇部】
紙パック入りの牛乳を飲む児童(原小で)
宇部市内の市立小・中学校の給食で提供されている牛乳(200㍉㍑)が、今年度から紙パックに切り替わった。やまぐち県酪乳業(下関市菊川町)が県内の学校に瓶詰めで提供してきた牛乳の容器を紙パックに統一したことに伴う変更。 昨年8月下旬、同社から市給食センターに容器変更の連絡があり、経緯の説明もあった。9月中旬ごろ各学校に2022年度からの変更が通知された。
瓶は洗って何度も使える半面、破損のリスクもあるなどと学校現場から声が上がっていた。紙パックになり、その問題は解消されたが、中身が見えないため、給食時間内にきちんと飲めているかの確認が目視では難しく、食後に折り畳む時間も必要となった。ごみは市が業者に委託し、一般廃棄物として処理する。
原小(吹上静恵校長、291人)では、練習も兼ねて2月にシミュレーションを実施し、紙パック入りの牛乳を1週間だけ給食で使用。ストローでこぼさないように飲む方法や折り畳み方を練習していたため、新年度の給食初日は運搬から後片付けまで、一連の流れがスムーズに運んだ。
関連記事
能代市子ども館に「SORA─Q」の実寸大玩具届く 操作体験会も予定
能代市子ども館で、世界で初めて月面へのピンポイント着陸に成功した宇宙航空研究開発機構(JAXA)の小型月着陸実証機「SLIM(スリム)」に搭載された小型月面探査ロボット「LEV(レブ)─2(ツ...
SKY搭乗者100万人達成 下地島空港の発着路線 セレモニーで一層の飛躍誓う
下地島空港発着路線の累計搭乗者が100万人を達成したことを記念して、スカイマーク(SKY、本橋学社長)は12日、同空港で記念セレモニーを開催した。2020年10月に那覇、羽田、神戸の3路線を開設し、...
茅野市宮川、金沢で猿被害増加 効果的「追い払い」へ市が調査開始 長野県
長野県の茅野市宮川、金沢でニホンザルによる農業や農産物への被害、目撃情報が再び増え始めており、市農林課が調査を始めた。今月上旬、同市宮川地区内の山林の入り口付近におりのわなと監視カメラを設置した。...