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長野日報社

”極寒キャンプ”楽しんで 長野県駒ケ根市のキャンプセンター

冬場も利用できる駒ケ根キャンプセンターの常設テント

 冬のキャンプを楽しんで―。長野県駒ケ根市の駒ケ根キャンプセンターは、施設の一部を使用して週末を中心に冬場の営業を続けている。近年のキャンプブームの影響もあってか、オフシーズン中も一定の需要があるといい、県内外から訪れた利用者が冬ならではのアウトドア体験を楽しんでいる。

 同センターでは昨年12月から3月18日までを冬期営業期間に位置付け、施設内にある大型の常設テントとオートキャンプサイトのみで営業。屋外の炊事場やトイレは使用できないため、管理棟内の設備を利用者に開放している。

 冬場に営業しているキャンプ場が少ない上、コロナ禍によって加速するキャンプブームの影響もあってか、宿泊希望者は昨年から増加傾向。大雪や強風など天候によって営業できない日もあるが、オートキャンプサイトでは12月中に30組、1月は20組の利用があった。

 地元常連客のほか、東京都内や名古屋市から足を運ぶ利用者も目立ち、女性のみのキャンプやソロキャンプ、冬山登山のベースキャンプ地としてなど利用方法もさまざま。高原で眺める冬の星空が美しく、宿泊客に好評だという。

 キャンプ場の最低気温は氷点下8度ほど。常設テントにはヒーターやこたつを備えているが、それでも最低限の防寒装備は必要となる。運営する駒ケ根リゾートマネジメントの平澤浩二郎支配人(47)は「冬場も安心して泊まれるのが売りのキャンプ場。マイナス8度の極寒キャンプを楽しんでもらえたら」と呼び掛けている。

 常設テントの使用料は1泊1万1000円。推奨利用人数は4~6人で利用は1組限定。こたつ、ヒーター、ランタン、ハンモックなどを備えている。まきは使い放題。オートキャンプサイトの利用料は1サイト2200円。利用者1人(18歳以上)につき施設協力金として200円、車1台500円が必要となる。予約、問い合わせは同センター(電話0265・83・9013)へ。

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