身近な風景60点公開 水谷心さん原画展始まる 長野県伊那市

「信州の四季」の原画をコラムを読みながら鑑賞する来場者
長野県諏訪市出身の画家、水谷心さん=東京都=が長野日報に連載している「水谷心の描く 信州の四季」の原画展が11日、長野県伊那市日影のベルシャイン伊那店2階文化ホールで始まった。紙面に登場した作品の原画とコラム、特別展示作品を含め約60点を公開している。23日まで。
水谷さんの連載は2014年4月に始まり、今年11月で91回を数えている。淡い色調の絵が好きで初回から欠かさず見ているという伊那市内の男性(83)は「身近な場所で、知っているところばかりなので興味深い。原画は大きいし、見られて良かった」と話していた。
長野日報創刊120周年と連載7周年を記念し、みやこ美術(茅野市)の協賛で開催。会場では、希望作品の版画の注文を受け付けるほか、連載90作品とコラムを収録したカラー冊子の販売もある。
午前10時~午後6時(最終日は午後3時終了)。入場無料。会期中無休。問い合わせは同店(電話0265・76・2111)へ。
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