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サケ資源守る ふ化場 授精開始 広尾

サケの卵に精子をかける職員

 管内ふ化場で、サケの採卵授精作業が進められている。十勝釧路管内さけ・ます増殖事業協会(会長・亀田元教広尾漁協組合長)の事業で、広尾ふ化場では10日、卵に精子をかけて受精を促す作業が始まった。

 管内4カ所のふ化場のうち、更別が9日にスタート。広尾町内では8月23日から親サケの捕獲が始まり、ふ化場内で育成している。広尾ではこれまでに約3700匹を捕獲した。

 この日は約15人が午前7時半ごろから作業。歴舟川(大樹)で捕獲したものを含め、婚姻色を帯びたメス約500匹の腹からオレンジ色の卵約110万個を取り出し、オスの精子を振りかけて混ぜ合わせた。

 卵は光を遮断し、水が循環する「ふ化室」に運び入れた。同ふ化場の益田進場長は「親魚の捕獲数は前年より1000匹ほど少ないが、最近は上向きになってきた。順調なふ化につながれば」と話していた。

 ふ化は11月下旬ごろから始まる見込みで、来年5月ごろに町内河川で稚魚を放流する。

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