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荘内日報社

庄内町「楯山公園桜まつり」 名物・ニシンと庄内豚あぶり 香ばしい香り会場包み来場者にぎわう

 庄内町の「楯山公園桜まつり」が12日、同町狩川の楯山公園で始まり、観光客がまつりの名物である「ニシンあぶり」「庄内豚あぶり」などを味わった。

 町観光協会が桜の開花に合わせて開催している恒例のまつり。「ニシンあぶり」は長い冬が終わった後に最上川を上って魚売りが運んでくる「春告魚」のニシンを高い山などに登って酒と一緒に味わう最上地方で盛んに行われている「かど焼き」と同様の風習とされる。

 同公園は庄内平野を一望できるビュースポットとしても人気。世界かんがい施設遺産に登録された北楯大堰の開削などで知られる北館利長公の居城・狩川城跡地に、鶴岡市出身の星野勇三博士の設計で、大正天皇の即位を記念して1915年に公園が整備された。周囲にはソメイヨシノ約200本が植えられている。

 12日は朝から大勢の行楽客が訪れた。桜はまだつぼみの状態だったが、午前10時半ごろからニシンなどをあぶる香ばしい香りが会場に漂い始めると待ちかねたとばかりに次々と買い求めていた。

 桜まつりは13日も開催され、あまるめ飛龍太鼓の演奏や庄内カラオケ大会などが行われる。

名物のニシンあぶりなどを買い求める行楽客=12日

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