
10月から始める「デコツーリズムinすわ2024」への参加を呼び掛ける職員
長野県諏訪市は10月から、徒歩や自転車での運動・移動、マイボトル活動など市民らの「脱炭素行動」に対してポイントを付与し、市内事業所の商品やサービスと交換できる「デコツーリズムinすわ2024」を始める。脱炭素社会の実現に向けたイベントで2年目。昨年度は2月の1カ月間のみ行ったが、今年度は10月1日から2月末まで5カ月にわたり実施する。幅広い世代に参加を呼び掛けている。
脱炭素につながる豊かな暮らしを創る環境省提唱の国民運動「デコ活」と、ツーリズムを組み合わせた諏訪市の事業。スマートフォンに専用のアプリ「SPOBY」を入れて参加する。アプリを起動させて歩いたり、自転車に乗ったりすると移動手段を自動で検知し、計測した脱炭素量に応じてポイントが得られる。
今回からマイボトル活動を対象に加え、マイボトルを手にしたり給水したりする写真を撮り、送信すると1日に1回限りポイントを獲得することができる。市の環境保全作業や環境関連イベントへの参加も対象にする。
特典を提供するサポーター店は20日時点で16になり、前回の6から大幅に増加。いずれも環境配慮型の活動に取り組んでいる。特典は10月1日に発表するが、菓子やドリンク1杯無料、温泉無料入浴券などがそろう見込みだ。
市ゼロカーボンシティ推進室によると、昨年度は市内外の433人が参加。事業後には「自分の健康づくりにもつなげられた」「環境配慮行動の意識が高まった」などの声が多く寄せられた。
「『脱炭素と健康を楽しくお得に』がコンセプト。運動するのに最適な秋から始めることで効果を高めたい。全線開通した諏訪湖サイクリングロードも活用していただけたら」と同室。「脱炭素に貢献できることは数多くある。大勢の方に参加してほしい」と話している。イベントの詳細はウェブサイトか、同室(電話0266・52・4141内線214)へ。
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