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危険運転トラえる! おびひろ動物園 マオ、「広報官」に任命

 帯広署(工藤博光署長)は23日、おびひろ動物園(稲葉利行園長)のアムールトラ「マオ」(雌、13歳)を「交通死亡事故抑止広報官」に任命した。危険な運転者を「捉(トラ)」え、交通死亡事故ゼロに「トラ」イするとの強い思いを託した。園内でポスターを掲示するほか、同署の今後の啓発活動に「マオ」が登場する予定。

帯広署が作成したポスターと任命状を手渡した大山交通官(左)と稲葉園長

 2019年に「飲酒運転根絶広報官」となり、昨年8月に死んだアメリカワシミミズク「めんこ」(雌、推定26歳以上)以来の任命。23日には同園のトラ舎前で「めんこ」への感謝状の贈呈と「マオ」の任命式が行われた。

管内事故件数増加
 全道では22日現在、人身事故が2826件(前年同期比6件減)発生し、死者は20人(同3人減)、けが人は3410人(同26人増)。十勝管内では同159件(同22件増)発生、死者は0人(同1人減)、けが人は170人(同12人増)となっている。

 帯広市では昨年、統計が残る1962年以来初めて交通死亡事故がなかった。同署は「死者は抑えられているが、事故件数自体は増加している。死亡事故はいつ起きてもおかしくない」と危惧する。

ポスターも掲示
 「マオ」のポスターと任命状を手渡した同署の大山敏弘交通官は「悲惨な事故はいつどこで起こるか分からない。来園したお子さんから親御さん、年配の方まで交通事故の防止について改めて考える機会になれば」と話した。稲葉園長は「マオはいつでも見張っている。スピードの出し過ぎなどはしないで」と呼び掛けた。ポスターでは自転車運転時のヘルメット着用も呼び掛けられている。

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