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渡り鳥の北帰行シーズン ウトナイ湖「ねぐら立ち」 苫小牧

渡り鳥の北帰行シーズンを迎えた苫小牧市植苗のウトナイ湖は、数万羽のマガンやヒシクイで埋め尽くされ、ハクチョウが湖面で羽を休めている。23日早朝、朝日が昇ろうとする中、マガンやヒシクイの鳴き声が響き渡り、次々と群れを成して飛び立つ「ねぐら立ち」が見られた。

ねぐら立ちでうねるように飛ぶガン類=23日午前5時15分ごろ、苫小牧市植苗

 ウトナイ湖は、冬場を本州の湖沼で過ごしたガン類が春に繁殖地のロシア方面へ向かう際の中継地。例年、3月中旬に群れの見頃となる。日本野鳥の会ウトナイ湖サンクチュアリ・ネイチャーセンターによると、今年は2月中旬に最初の飛来を確認。湖面が解け始めた先週ごろから数が増え、20日時点では約1万9500羽を数えたという。

 23日、白老町から友人と5歳の息子と一緒に訪れた富田英介さん(38)は「初めて見たが、感動の一言。車で着いた瞬間の鳴き声の音圧にも驚いた」と興奮気味。同町の団体職員庭山了さん(60)は「20日に見に来た時の2倍ぐらいの数だった。日の出前のねぐら立ちが竜みたいで、大迫力だった」と話した。

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