全国郷土紙連合

全国12新聞社加盟kyodoshi.com

北海道から沖縄県石垣島まで、南北に長い日本列島。今日もどこかでホットなニュースが生まれる。

長野日報社

「片倉館」スマホで案内 来月からガイドサービス開始 長野県諏訪市

スマートフォンを使い、文字と音声で見どころを紹介

 長野県諏訪市湖岸通り4の国重要文化財「片倉館」は、館内の見どころを見学者がスマートフォンを使って文字と音声で見聞きできるガイドサービスを2月1日から始める。各所に置いた二次元コードをスマホのカメラ機能で読み取ると、文字と声で歴史やいわれなどを紹介するページが自動的に開く仕組み。従来の案内人が同行する見学メニュー、パネルでの文字解説に加えて「より詳しく館の魅力を伝えられたら」(片倉健太郎館長)と期待。目や耳の不自由な人にも配慮し、見学を楽しんでもらいたいという。

 館内の案内はこれまで、見学者に簡易な見どころ地図を渡すほかは各所に置いた案内パネルが頼り。人によるガイドは団体客に限り、予約制で外部委託し、昨年は約8000人の利用があった。

 スマホでのガイドはインターネット上に情報を置いたサービスで、「特定のアプリケーションが不要、スマホのカメラをかざすだけの簡便さが魅力」。1カ月ほど前から制作を進めてきた。

 二次元コードは玄関のこま犬や屋久杉を使った廊下の天井、1928(昭和3)年の建立当初からのシャンデリア、「守り熊」と呼ぶ外壁のレリーフなど見どころの立ち位置15カ所に配置する。読み上げの音声は聞きやすい好みの声と話す速度も選べる。

 今月25~27日に地元の観光関係者を招いて体験の声を聞き、改良を加えて提供を開始する。内容の改定、変更など運用も容易といい、「お客さんの反応を見ながら改良、充実させたい」としている。

関連記事

長野日報社

勇ましい武者人形並ぶ 長野県伊那市の旧井澤家住宅

5月の「端午の節句」に合わせて、長野県伊那市西町の旧井澤家住宅(市有形文化財)は五月人形を40点ほど展示している。来場者らに楽しんでもらう取り組みで、コロナ禍は中断していたものの5年ぶりに企画...

長野日報社

上諏訪温泉の23年度宿泊客 コロナ前の8割まで回復 長野県

諏訪湖温泉旅館組合(長野県諏訪市)加盟14施設の2023年度の宿泊者数は延べ35万1478人となり、新型コロナ感染拡大前の8割程度まで回復したことが26日、同組合への取材で分かった。新型コロナ...

長篠城址史跡保存館60周年で御城印販売 新城市

 新城市は、長篠城址史跡保存館の開館60周年記念の御城印と、「長篠・設楽原の戦い戦後450周年記念」のグッズ3点を27日から販売する。  保存館は1964年に開館。今回は節目を迎えたのを記念して特別...

長野日報社

市営林道バス「南アルプス クイーンライン」 今季の運行開始 長野県伊那市

南アルプスに登山シーズンの到来を告げる長野県伊那市の市営林道バス「南アルプス クイーンライン」が、今季の運行を開始した。同市長谷戸台口と歌宿を結ぶ約16キロを6月14日まで、除雪後には登山口の...

加盟新聞社

カテゴリー一覧

アーカイブ一覧

アクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス

関連リンク