上諏訪温泉街と共演する諏訪湖サマーナイト花火。今夏の日程を終えた＝27日午後８時半すぎ（岡谷市の湖畔から望遠レンズで撮影）

　長野県諏訪市の諏訪湖で花火を連日打ち上げる「諏訪湖サマーナイト花火」は27日夜、約５００発の色とりどりの花火で湖上を彩り、30日間にわたる日程を終えた。新型コロナの５類移行や旅行需要の回復もあり、大勢の人が訪れた今夏のサマナイ花火。天候に恵まれた最終日も見物客でにぎわいを見せた。

　諏訪観光協会と諏訪湖温泉旅館組合でつくる実行委員会主催。７月28日に開幕し、４年ぶりの諏訪湖祭湖上花火大会が開催された８月15日を除いて毎晩打ち上げた。

　初秋の風物詩「全国新作花火競技大会」は今年も開催見送りとなったが、１カ月後の９月30日には「諏訪湖オータム花火」が開幕する。10月28日までの毎週土曜日、午後６時から10分間約５００発を打ち上げ。新作花火大会でおなじみの煙火店25社の創作花火が日替わりで楽しめる。