全国郷土紙連合

全国12新聞社加盟kyodoshi.com

北海道から沖縄県石垣島まで、南北に長い日本列島。今日もどこかでホットなニュースが生まれる。

手間なく求人 ビズロケ好評 求職者との帯広市マッチングシステム

利用が増えている「ビズロケとかち」。採用担当者向けの冊子も作り、活用事例や企業紹介の書き方のポイントを紹介している

 企業の人材不足、採用難といわれる中、十勝管内の企業でも人材確保に頭を悩ます経営者や採用担当者は少なくない。帯広市が運営する企業と求職者のマッチングシステム「ビズロケとかち」では、小規模の企業でも費用と手間をなるべく掛けずに管内外から採用ができるよう機能性を高めており、利用する企業が増えている。

 「ビズロケ-」は、前身の「ジョブ・ジョブとかち」をリニューアルする形で2020年4月に本格的に運用を開始。管内で採用活動を行っている企業が無料で登録でき、求職者にスカウトメッセージを送り、やりとりができる仕組み。

 現在の掲載企業数は、本格開始時より約100社増の274社(10月末時点)で、業種は建設や食品、医療など幅広い。

 企業紹介ページでは、事業内容や今後の展開などを用意して申請、市が承認すると公開される。使い勝手の良さにこだわり、煩雑な手続きがなく、写真なども使いながら自由にページをつくれるのが特徴だ。

 求職者はこれまでに約950人が登録、このうち、現在就職活動をしているのは約360人。毎月20人ほどが新たに登録している。利用者の半数以上がUIJターンで、管内自治体が移住向けの情報発信をするページも用意。企業訪問の際の宿泊費と交通費を最大6万円補助する、市の移住就職応援プランの利用促進にもつなげている。

 「ビズロケ-」は、企業からのオファーが基本となるが、今後は求職者からアプローチするためのリアクション機能を充実させる予定で、双方向性を高めてやりとりを活発にしていく。検索機能やブックマーク機能などもより使いやすく改修を進める。

 市は、スカウトメッセージの送信後の採用結果までは把握していないが、今年度の採用状況を調べるため、来年4月以降、利用企業に対してアンケートを実施する方針。

 市商業労働課は「伝わりやすい文章の書き方や、そもそも何から手を付けたらよいか分からないという場合も支援しているので、気軽に相談してほしい」としている。

関連記事

「ジャガイモン」LINEスタンプ 好評 士幌PR

 士幌町を拠点にまちおこしに取り組んでいる「ジャガイモンプロジェクト」代表の川崎康さん(48)が考案した、町特産のジャガイモにちなんだキャラクター「ジャガイモン」のLINE(ライン)スタンプの売り...

荘内日報社

花笠舞青空に映え 遊佐 吹浦まつり行列地区内くねる

 遊佐町の鳥海山大物忌神社(高橋廣晃宮司)吹浦口之宮例大祭(通称・吹浦祭り)が5日、同町吹浦地区で繰り広げられた。吹浦田楽保存会(中村眞輝会長)の面々が、五穀豊穣(ほうじょう)を祈る花笠舞を同宮境内...

地場産農産物などずらり アマンディー市にぎわう 鹿児島県奄美市笠利町

 奄美市笠利町節田地区の地域おこしイベント「第42回アマンディー市」(節田地区むらづくり推進委員会主催)が5日、同地区の奄美市ひと・もの交流プラザ多目的広場であった。ライブステージや、地場農産物...

長野日報社

さえずりに癒やされ 塩嶺小鳥バス今季運行開始 長野県岡谷市

 長野県岡谷市郊外の塩嶺小鳥の森で野鳥を観察する「塩嶺小鳥バス」が5日早朝、今季の運行を始めた。諏訪地方を中心に東京都や神奈川県、千葉県などから38人が参加。日本野鳥の会諏訪支部会員の説明を聞き...

加盟新聞社

カテゴリー一覧

アーカイブ一覧

アクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス

関連リンク