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長野日報社

諏訪で「歌の早慶戦」 両校男声合唱団が合同演奏会 長野県

力強いハーモニーを響かせる早稲田大学と慶應義塾大学の学生たち

早稲田大学と慶應義塾大学の男声合唱合同演奏会「歌の早慶戦in諏訪」が7日、長野県の諏訪市文化センターで行われた。早稲田大学グリークラブと慶應義塾ワグネル・ソサィエティー男声合唱団の学生計40人が出演。それぞれの校歌や応援歌、合同合唱を披露し、若さみなぎる力強い歌声で約510人の聴衆を魅了した。

ワグネルは1901年、グリークラブは07年に設立した、ともに伝統ある男声合唱団。諏訪地方初となる合同演奏会は、コロナ禍で公演機会が減った後輩に発表の機会を提供しようと、各大学の卒業生らでつくる早稲田大学諏訪稲門会(宮坂好史会長)と慶應義塾大学諏訪三田会(藤森郁男会長)が開いた。

演奏会は3部構成。学生たちは検査で新型コロナの陰性を確認して出演し、それぞれの校歌や応援歌、愛唱歌を歌い、単独ステージや合同ステージを繰り広げた。双方の大学名が歌詞に登場する早慶ならではの応援歌もあった。早稲田が「慶應倒し、意気あげて」(『光る青雲』)と熱唱し、慶應も「打てよ砕け 早稲田を倒せ」(『我ぞ覇者』)と応じると、会場から卒業生のものと思われる拍手が湧き起こった。

早大OBの小野仁さん(74)=岡谷市=は「グリークラブは当時も学内トップの男声合唱団。懐かしい。頑張って青春の思い出をつくってもらえたら」と語った。諏訪地方の男声合唱団シルキーナイツで活動する細川元さん(80)=諏訪市=は「若者の本格的な男声コーラスを聞いて参考にしたい」と話していた。

合同演奏会は当初、昨年12月に計画したが、新型コロナの感染拡大で今年3月に延期し、さらに延期して実現した。グリークラブの河村夏樹部長は「社会が失意の中にあっても歌で元気を届けたい」、ワグネルの髙﨑大智責任者は「団員の音楽性を高めてきた。男声合唱特有の熱さを感じていただければ」と前向きに語っていた。

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