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宇部日報社

10連休、帰省ラッシュ始まる

到着ロビーに降り立つ帰省客(27日午前10時25分、山口宇部空港で)

 皇位継承、改元に伴う10連休初日の27日、山口宇部空港は、古里や行楽地で過ごす人たちの帰省ラッシュでごった返した。大きな荷物や土産袋を手にした人が次々と降り立ち、出迎えた家族や友人と再会を喜ぶ笑顔が広がった。    同日朝の到着便から混雑の様相を呈した。ロビーでは家族と再会すると「元気だった?」「久しぶり」などと短く会話を交わした後、足早に空港を後にしていた。一回り大きくなった孫を抱きかかえ、顔をほころばせるおじいちゃん、おばあちゃんの姿も見られた。    山口市の祖父母宅で連休を過ごすという小林誠一郎ちゃん(5)は「サッカーJ2レノファ山口の試合を見に行くのが楽しみ」と話した。    山口宇部空港事務所によると、帰省ラッシュはきょうがピーク。出発便は5月2日が既に満席。JR西日本によると、新幹線下りも、きょうが最も混雑しているという。上りは5日ごろと予想している。

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