ふるさとの川守ろう、子どもたちがアユ放流

アユの稚魚を放流する子どもたち(仁保川で)
第28回美しい環境づくり「アユの放流」は17日、山口市仁保中郷の仁保新橋付近で開かれた。仁保こども園の年長・年中児、仁保小、中の児童・生徒65人が参加し、古里の自然への愛着を深めた。仁保自治会(松尾勝美会長)、仁保地区青少年健全育成協議会(田中義治会長)主催。 開会式では、松尾会長が「皆さんのお父さんやお母さんも、きれいな川を残したいと守ってきた。ごみを捨てたり、汚したりしないで」とあいさつ。同小2年の松田佳織さんは、仁保川を愛する気持ちをつづった作文を朗読した。 子どもたちは稚魚が入ったバケツを1人ずつ持ち、「大きくなってね」「ばいばい」と声を掛けながらゆっくり傾けて放流した。 國分絢菜ちゃん(年長)は「とても元気でかわいかった。たくさん赤ちゃんを産んでほしい」と話した。 稚魚5000匹は、椹野川漁業協同組合(横部政明組合長理事)が提供。昨年12月にふ化した稚魚で、体長7㌢、体重7㌘。9月ごろ海に下って産卵し、ふ化した稚魚が来春戻ってくるという。
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