霧ケ峰のニッコウキスゲ 片倉館にタペストリー
諏訪市湖岸通りの片倉館(山崎茂館長)は霧ケ峰のニッコウキスゲ群生地の写真タペストリーを、同館浴場棟2階に展示している。同市郊外の車山肩から南アルプス、中央アルプス方面を望んだ写真で、美しい景色が来場客の目を楽しませている。
アマチュア写真家の溝口健治さん=茅野市=が2007年7月に撮影した写真で、大きさは幅約6メートル、高さ約1メートル。4枚のパネルに分けて飾っている。ニホンジカによる食害の影響で現在は見られない貴重な風景という。眼下のニッコウキスゲの奥には雲海や南アルプス、中央アルプスも広がる。
もともとはJR茅野駅前の商業ビル「ベルビア」内にあったエルシーブイとセイコーエプソンのサテライトオフィスに展示してあったが、同オフィスの閉鎖に伴い同館が譲り受けた。
山崎館長は「ニッコウキスゲの見頃に合わせて飾った。夏の観光客を中心にニッコウキスゲが咲く山の景色を楽しんでもらえれば」と話していた。
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