4932人が力走「鈴木亜由子杯 穂の国・豊橋ハーフマラソン」 ももクロ高城さんも
「鈴木亜由子杯 穂の国・豊橋ハーフマラソン2025」が23日、市陸上競技場を発着点に開かれた。青空の下、全国から集まった4932人が路面電車沿いや田園地帯などを駆け抜けた。アイドルグループ「ももいろクローバーZ」の高城れにさんがゲストランナーを務め、2時間19分45秒で完走した。
大会は2010年にスタート。昨年から東京五輪女子マラソン日本代表の鈴木亜由子選手(33)の冠大会となった。今年は鈴木選手の所属する「JP郵政グループ」のスポーツ応援アンバサダーを「ももクロ」が務めていた縁で、高城さんがゲストランナー、佐々木彩夏さんが率いる「浪江女子発組合」が応援に駆け付けた。
午前10時にスタート。自己新記録を狙うランナーや、ちくわやももクロの仮装をした参加者らが走った。鈴木選手は長坂尚登市長とともに台上から「頑張って!」と手を振って声援を送り、戻ってきた一人ひとりをハイタッチで迎えた。イチゴやミニトマト、人気菓子「ブラックサンダー」などが振る舞われた。

声援を送る鈴木選手㊧と長坂市長=豊橋市陸上競技場で
鈴木選手は「市電やいちごなど、豊橋の魅力が存分に味わえる。楽しそうに走っていると伝わってくるし、年々盛り上がっているのではないでしょうか」と手応えを口にした。前日には初の試みとなる「小学生800㍍競走」を企画。ももクロの百田夏菜子さんとのトークショーも好評で「正直、きのうでやり切った気持ちが強い」と笑わせた。
レース後、高城さんは「浪江女子発組合」とともにステージ上で、ももクロとJP日本郵政が共同開発した「MEKIMEKI体操」を披露。高城さんは2時間5分9秒の自己記録を更新できず、「悔しい。来年も出たい」とリベンジを誓った。
レースは田中孝貴さん(静岡陸協)が1時間7分57秒で優勝。女子の部では高山琴海さん(TTランナーズ)が1位だった。

ゲストランナーの高城さん
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