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荘内日報社

鶴岡産の風味とうまみ全国発信

「由兵衛さんちの孟宗汁」「料亭の孟宗汁」 レトルトパック2種 特産の味アピール

レトルトの孟宗汁(写真用に少なめにして撮影)

 庄内の特産を素材に6次化商品の開発を目指している鶴岡市大山一丁目の三浦眞紀子さん(62)=野菜みらい計画代表=が、鶴岡孟宗(田川孟宗)を使った「レトルト孟宗汁」を作った。鶴岡市のふるさと納税返礼品にも採用され、注目を集めている。

監修した和食料理人の渡部さん(左)と野菜みらい計画の三浦さん

三浦さんと渡部さんタッグ 「県外の人たちにも伝えたい」

 鶴岡の特産を県外にアピールしようと、昨年から温めればすぐ食べられる孟宗汁のレトルト作りを進めてきた。商品名は昔ながらの懐かしい「由兵衛(よしべい)さんちの孟宗汁」と昨年、鶴岡№1次世代料理人決定戦でグランプリを受賞した渡部賢さん(45)=日本料理わたなべ店主=監修の「料亭の孟宗汁(庄内豚肉入り)」の2種類。いずれも三浦さんの実家が所有する田川地区の竹林で収穫した孟宗を多めに入れて調理、風味とうまみをパックに閉じ込めた。シイタケ、豚肉、みそ、酒かすはすべて鶴岡産のものを使った。

 三浦さんが仕上げたレトルト孟宗汁を試食した渡部さんは「(三浦さんに)自分なりの作り方を伝えたが、とても上手に表現している。特に孟宗は採れたてと同じ『生感覚』の味わいがした。おいしい」と評価した。

 三浦さんは「私と渡部さんの共通の思いは鶴岡の特産を県外の人たちに伝えること。全国には孟宗汁を知らない人が多いと思う。一人でも知ってもらえればうれしい」と話す。  商品箱には、北前船で鶴岡に伝わった孟宗のルーツや、昭和40年代に庄内で豚肉を孟宗汁に入れるようになった背景などを文面にして紹介している。

 商品は、JA鶴岡の産直施設「もんとあ~る白山店」や通販、鶴岡市のふるさと納税返礼品に扱われているが、発売して間もなく問い合わせや注文があるなど関心が集まっている。

 いずれも保存料や着色料は一切使っていない無添加。400グラム入り(2人分)で価格はそれぞれ980円(税込み)。孟宗の風味を生かすため食塩相当量を1・3グラムにした。問い合わせはインターネットで「野菜みらい計画」と検索するとホームページにつながる。

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