
諏訪湖漁協に今季初出荷されたテナガエビ。出荷箱の中でぴちぴちと跳ね上がった
諏訪湖のテナガエビ漁が解禁され、長野県諏訪市渋崎の諏訪湖漁業協同組合敷地内にある市場に2日朝、24・9キロが初出荷された。昨季に比べて10キロ多く、順調な滑り出し。諏訪地方の川魚店15店舗へ順に出回る。漁期は今月末までの1カ月を予定する。
1人50個を上限に「えびかご」と呼ばれる仕掛けを浅瀬へと沈め、翌朝に引き揚げる漁法。今季は49人が申請した。初日は22人が出漁し、生きのいいエビを市場に出荷。水揚げを待ち望んでいた諏訪、茅野両市内の川魚店が買い付けた。体長は例年並みの5~7センチという。
資源回復を図るため22年は禁漁とし、23年は1カ月で208キロ、24年は同203・8キロを水揚げした。
藤森惠吉組合長(74)によると、油で揚げるか煮て食べるのがおすすめ。「楽しみに待っている人が大勢いる。ずっとこの調子で取れるとすごい」と豊漁を願い、様子を見ながら漁期などを決めていくとした。
関連記事
浦幌産ビール、大麦畑で乾杯! 醸造元ら地元産料理を提供
青空の下で浦幌町産食材を使った料理とビールを味わう「麦畑レストラン」が20日、町内のアサヒ・アグリ・アクションの大麦畑で開かれた。不耕起有機栽培の浦幌産大麦でクラフトビール醸造を目指す「RIKK...
ギョーザ頬張り乾杯! 藤丸パークで初「フェスタ」 帯広
十勝の人気ギョーザ店が一堂に会する「十勝餃子(ギョーザ)フェスタ2025」(実行委員会主催)が18日、帯広市の藤丸パーク(西3南7)で始まった。十勝産食材を使ったギョーザやビールを楽しもうと...
高級あんパン食べて 「稀」使用の4種、本別道の駅で発売
本別町内の道の駅「ステラ★ほんべつ」はJA本別町(佐野政利組合長)と連携し、高級あん「稀(まれ)」を使用したパン4種の販売を18日から始めた。稀は栽培の難しさから「農家泣かせ」といわれ、おおむね国...
帯広産ごろり「リアルメロンパン」 地元農家応援、名物商品に採用 はるこま..
帯広市内のパン店「はるこまベーカリー」(栗原民也代表、西19南5)は、帯広産の希少な青肉メロン「キングメルティー」を使用した「十勝リアルメロンパン」を7月末ごろまで販売している。富良野産の赤肉メ...