田んぼに放されたメダカ「捕獲大作戦」 庄内町家根合 稲の育成期間過ぎ越冬池に“お引っ越し”
庄内町の家根合地区で23日、田んぼに放されたメダカを越冬用の保全池に戻す「メダカ捕獲大作戦」が行われ、県や町、地域の子どもたちが協力して用水路のメダカを網で捕まえた。
同地区では1999年にほ場整備が始まった際、当時の余目第一小学校5年生が用水路にすむメダカ(絶滅危惧種)の救出活動を行い、地元住民や町、県を巻き込んだ保全活動のきっかけとなった。
その後、地区内に保全池が造られ、2003年には地元農家らがNPO法人「家根合生態系保全活動センター」(大井庄一理事長)を設立し、池を管理。07年以降は同センターが池で増えたメダカを稲の育成期間中に田んぼに戻し「メダカがすめる田んぼで安全安心なコメづくり」の取り組みを開始。「家根合のメダカ米」としてPRしている。
この日は余目幼稚園年長園児と同小1―6年生計33人が参加。県や町、同センターのメンバーら36人と共に、約20アールの田んぼから水抜きし、用水路に逃げ込んだメダカを網で捕獲。メダカのほかタニシなどもいて「いっぱい捕れた」と子どもたちは大喜びしていた。
参加した富樫結葉さん(7)=同小2年=は「去年よりたくさんメダカがいたのでびっくりした」、大井理事長は「奇麗な環境でないとメダカは育たないので、本来の自然を子どもたちに感じてもらえれば。来年もこの活動を続けていきたい」とそれぞれ話していた。

用水路でメダカを捕まえる子どもたち
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