5年ぶりに敬老会

地域住民から祝福を受けたお年寄り=14日、離島振興総合センター
【西表】離島振興総合センターで東部地区公民館連合会(奥原洋会長)の敬老会式典・祝賀会が14日、5年ぶりに開催された。会場には最高齢102歳を筆頭に75歳以上77人の名前(西大舛高均さん書)が貼られた。
奥原会長は式辞で「バイタリティーとユーモアにあふれ、島の知識豊富なおじいおばあたちから年齢を重ねる素晴らしさを教わった。僕たちに知識と経験を教えながらいつまでもお元気で」と呼びかけた。
前泊正人町長が百寿の上原八重さんに総理大臣と県知事からの伝達表彰を行い、町からの賞状・記念品・祝金を贈った。97歳カジマヤーの玉盛濱子さんにも町から同様の贈呈を行った。88歳米寿の譜久村清公と本原孫良さん、85歳生まれ年の崎原長洋と宮良長祥さんにもそれぞれ祝金を贈った。73歳生まれ年に敬老祝金が贈られる。80、85、90、95、100歳以上には竹富町社会福祉協議会(花城正美会長)から町特産品セットが贈られる。
前泊町長は祝辞で「誰もが住み慣れた地域で自分らしく暮らせる持続可能な支援体制構築とサービス提供に取り組む」と決意を示し、敬老対象者を代表して大原老人会長の鍵野鎮雄さんが感謝の言葉を述べた。
祝賀会では百歳長寿者家族、婦人会、青年会のほか大富保育所、おおはら幼、大原小、大原中の子どもたちが余興を披露し、お年寄りを楽しませた。
(東部通信員)
関連記事
年度替わりでごみ収集繁忙 市環境保全センター、リユースも呼び掛け【宇部】
新年度を前に、引っ越しに伴い大型の家電や家具を処分する人が多く、宇部市環境保全センターは繁忙期を迎えている。戸別収集の予約は来月下旬まで埋まっている状況。今月は粗大ごみを持ち込む人も増えてい...
豊橋ちくわと豊川いなり寿司が文化庁「100年フード」に認定
豊橋観光コンベンション協会は、郷土料理「豊橋ちくわ」が文化庁の「100年フード」に認定されたと発表した。今年度は豊川市の「豊川いなり寿司」も選ばれた。東三河では五平餅、お平(ひら)に続く認定とな...
高校合格に満開の笑顔 受験生、友人らと番号確認
沖縄県立高校の2025年度一般選抜・特色選抜の合格発表が18日午前、県内各校で一斉に行われ、八重山3高校と八重山特別支援学校では合わせて440人が合格した。合格者番号が学校の掲示板に張り出されると、受...
商業地の上昇率県内1位 宮古島25年地価公示 住宅地も高い伸び 全地点で..
【那覇支社】沖縄総合事務局は18日、2025年地価公示結果(1月1日時点)を発表した。宮古島市では、調査8地点のすべてで上げ幅が前年を上回った。商業地の上昇率平均は17・1%で県内トップ。住宅地は16...