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長野日報社

地域おこし協力隊を「おためし」 ミスマッチ防止へ岡谷市初企画 長野県

「おためし地域おこし協力隊」のプログラムで機織りを体験する参加者

長野県岡谷市は、一定期間市内に移り住んで地域活性化に取り組む「地域おこし協力隊」の隊員を募集している。生糸の一大生産地として発展した市の地域資源を生かし、養蚕の振興、シルク製品のブランド力向上への活動を通じ、活気あるまちづくりを目指す。着任後のミスマッチを防ぐため、活動を体験してもらう事業「おためし地域おこし協力隊」を初めて企画し、16日までの3日間の日程で行った。

市ブランド推進室によると、隊員は養蚕から製糸、製品化まで一貫した「オール岡谷産」のシルク製品の開発のほか、地域と協力して蚕の飼育に取り組む。シルク文化や歴史を生かしたイベントなども企画する。

今回の体験プログラムは2泊3日。首都圏を中心に13人の応募があり、定員いっぱいの5人が参加した。まちの散策、桑の葉の採取と秋蚕の飼育、シルクのスカーフを使った草木染、機織りを通して、住むまちや実務への理解を深めた。

東京から参加した大槻唯我さん(34)は「人や地域の魅力に触れ、住みやすそうだと感じた。働くことへのイメージも膨らんだ」。市ブランド推進室は「現地で生活や仕事を体験してもらい、予想とは違ったと退任するリスクを減らせれば」と話した。 

任期は来年4月1日から1年間で、延長する場合は最長3年。対象は22歳以上で、東京、大阪、名古屋の三大都市圏や政令指定都市に住む人。応募用紙に必要事項を記入し、小論文と住民票を添えて市ブランド推進室に送付する。申し込みは10月31日まで受け付ける。

9月21、22日には東京国際フォーラム(東京)で募集に関する相談会を開く。問い合わせは市ブランド推進室(電話0266・23・3489)へ。

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