全国郷土紙連合

全国11新聞社加盟kyodoshi.com

北海道から沖縄県石垣島まで、南北に長い日本列島。今日もどこかでホットなニュースが生まれる。

北羽新報社

能代市子ども館に「SORA─Q」の実寸大玩具届く 操作体験会も予定

〝月面〟を走行するSORA─Qが来館者の関心を引いている(能代市子ども館で)

 能代市子ども館で、世界で初めて月面へのピンポイント着陸に成功した宇宙航空研究開発機構(JAXA)の小型月着陸実証機「SLIM(スリム)」に搭載された小型月面探査ロボット「LEV(レブ)─2(ツー)」(愛称・SORA〈ソラ〉─Q〈キュー〉)の実寸大玩具が展示されている。

 SORA─Qは、JAXAや玩具メーカー大手のタカラトミーなどが共同開発。昨年9月7日に打ち上げられたSLIMに搭載された世界最小かつ最軽量の月面探査ロボットで、タカラトミーの変形型ロボット玩具の製作技術などが生かされている。
 同社は、家庭で疑似的にSORA─Qの月面体験に触れてもらおうと、本体の形や動作を再現した無線制御玩具「SORA─Q Flagship Model」を生産し発売。同玩具を活用し、「SORA─Q Thank Youアンバサダー」として宇宙の魅力を伝える全国の博物館や美術館、学校などの団体を募集し、100団体以上を任命。応募した同館も選ばれ、SORA─Qの玩具4個や説明が書かれたポスターなどが届いた。
 同館では、先月29日から1階ホールに特設コーナーを設け、月球儀や月面とSLIMを捉えた際の画像、同社やJAXAから提供された説明ポスターを展示。SORA─Qの玩具はガラスのショーケースに入っており、千羽正人館長が工夫を凝らして作ったモルタル製の〝月面〟に置かれているほか、月球儀には、着陸したおおよその位置に目印が付いている。
 SORA─Q Flagship Modelは専用のアプリケーションがインストールされたタブレット端末で操作することができる。同館は今後、体験イベントを行う予定で、操縦の実演や講座などを通して魅力を発信していく。
 千羽館長は「月面を走行するロボットにおもちゃの技術が生かされていて夢がある。ピンポイント着陸した偉業を知り、学んでほしい」と呼び掛けている。
 展示は来年3月末までの予定。開館時間は午前9時~午後5時。

関連記事

紀伊民報社

ナマケモノ赤ちゃん公開 白浜アドベンチャーワールド

 和歌山県白浜町のレジャー施設「アドベンチャーワールド」で19日、園内で8月28日に誕生したフタユビナマケモノの赤ちゃんの一般公開が始まった。  同園は2017年からナマケモノを飼育しているが...

ナチュの森「縄文展」2万人達成 札幌の会社員に記念品 白老

ナチュラルサイエンス(東京)が白老町虎杖浜で運営する庭園施設ナチュの森の敷地内で開いている企画展「ナチュの森で縄文にであう展」の入場者が17日、2万人に達した。札幌市東区の会社員、蛯子和成さん(3...

林業体験に空間型VR 道、幕別清陵高で出前授業「現場にいるよう」

 道は18日、幕別清陵高校(小島政裕校長)で、2年生約100人を対象に空間型VR(仮想現実)を使った林業体験授業を行った。教育機関で空間型VRを活用するのは全国初という。教室の正面だけではなく、左...

荘内日報社

タイムカプセル掘り起こす 市制施行100周年 19日から市役所ロビー展示 旧鶴岡..

 旧鶴岡市が市制施行60周年の1984(昭和59)年に、記念事業の一環で、40年後の市制施行100周年を迎える2024年の市民に向け市役所正面玄関前広場に埋設したタイムカプセルが18日、掘り起こされた。当時の斎藤第六...

加盟新聞社

カテゴリー一覧

アーカイブ一覧

アクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス

関連リンク