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釧路新聞社

「夕陽ノロッコ号」運行初日【釧路】

車窓から見える夕日を写真に収める乗客(28日午後4時50分ごろ)

 世界三大夕日に数えられる釧路の夕日を列車内から楽しむ「夕陽ノロッコ号」が28日、運行初日を迎えた。観光列車として人気の高いJR北海道の「くしろ湿原ノロッコ号」の限定版で、30日までの3日間運行する。初日は好天に恵まれ、市民や道内外の観光客らが車窓から、釧路湿原を照らす夕日や夕焼けを堪能した。    

 夕陽ノロッコ号は下り列車が日没時間と重なる通常より遅い運行で、釧網線の釧路―塘路間を1日1往復運行。JR釧路駅を午後3時25分に出発し、同5時30分に戻ってくる。

 初日は指定席111席が完売し、自由席も合わせて往路約160人、復路約150人が乗り込んだ。車両は前面に釧路夕焼け倶楽部がデザインした特製ヘッドマークを装着して登場。車内では記念の乗車証明書や菓子処松屋の「ゆうひ」が配られたほか、同倶楽部の限定ポストカードや切手などが販売された。

 塘路駅では標茶町のゆるキャラ「ハッピーくろべぇ」と「ミルクックさん」が乗客をお出迎え。老舗菓子店石川十字堂の「とうろパイ」が配布され、駅ホームでは町の特産品「わかさぎ佃(つくだ)煮」が並んだ。

 この日の釧路市の日没時間は午後5時9分。JR北海道釧路支社が撮影ポイントとして勧める復路の塘路―細岡間の釧路川では夕日で水面が輝き、釧路湿原―東釧路間の岩保木水門では夕焼けが背景を彩った。乗客は各ポイントで列車が徐行する中、窓に食いつき景色を眺め、写真に収めていた。

 釧路高専の鉄道同好会のメンバー3人と乗車した藤田慎太郎さん(3年)は「釧路は3年目で初めてノロッコ号に乗ったが、時間が経つにつれてどんどん色が変わっていき、今まで見た中で一番良い夕日だった」と声を弾ませていた。

 残り2日は指定席がともに売り切れている。自由席は大人片道640円。乗車証明書は30日までに末広歓楽街の「さかまる別邸夕凪」と「炉ばた八」で提示し飲食すると、夕日ハイボール1杯がサービスされる。通常のノロッコ号は10月18日までの毎週末運転。10月3日には川湯温泉まで延長運転する。

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