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魅力発信、誘客強化へ 奄美で初めてモニターツアー ピーチ

ピーチが実施したモニターツアーで奄美大島世界遺産センターを視察する参加者ら=4日、鹿児島県奄美市住用町

 奄美空港発着路線を運航するLCC(格安航空会社)のPeach Aviation(ピーチ アビエーション、本社大阪府)は3~5日、鹿児島県の奄美大島に関東・関西の旅行代理店9社を招いてファムトリップ(モニターツアー)を実施した。さらなる誘客につなげようと、自然と人々が共存する奄美群島の魅力を発信した。

 ピーチは奄美と東京(成田)、関西を直行便で結ぶ路線を運航。1日には奄美-成田路線が就航10周年を迎えた。過去10年間の搭乗実績は約135万人(成田約90万人、関西約44万人)に上る。

 旅行代理店を対象としたツアーの実施は今回が初めて。新型コロナ禍が明け旅行需要が高まる中、世界自然遺産の奄美大島の魅力を生かした旅行商品づくりの促進が目的。観光に携わる現地と本土の事業者をつなぎ、誘客の強化を図るとともに、自然や文化に配慮した持続可能な観光の実現を目指す。

 ツアーには9社から計19人が参加。郷土料理の実食や地元住民との交流、自然・文化体験などがあった。一行は4日、奄美市住用町の奄美大島世界遺産センターを視察。同センター職員らの説明を聞きながら、奄美大島の気候や動植物について理解を深めた。

 東京と大阪に店舗がある代理店で旅行商品の企画を手掛ける栃尾直輝さん(38)は「観光客が奄美に来ることで、自然を守っていこうという意識を高めることもでき(自然保護に)貢献できるのでは。奄美はインバウンド(訪日観光客)が少ない印象。特に欧米の方は環境に興味があるようなので、手を伸ばせばもっと誘客できると思う」と話した。

 ピーチ営業戦略室の森木綾乃さん(34)は「旅行会社の方々が奄美の観光資源を実際に見て、地域の文化を尊重した新たな旅行商品を提案してもらえたら」と期待した。

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