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長野日報社

自転車で楽しむ国道361号 サイクル街道整備へ試走会

安田大サーカスの団長安田さん(右)と話す試走会参加者ら=3日、伊那市の三峰川レストパーク付近

 長野県伊那市と木曽郡木曽町、岐阜県高山市をつなぐ国道361号を自転車で走りながら食や文化に触れる「361サイクル街道」の整備に向けた試走会が2、3日の両日、伊那市などであった。伊那市を中心に3市町が協力し、国道361号の人やモノ、情報の交流・連携を促して地域活性化を図る試み。関係者12人が実際に道路を走り、自転車を活用した広域観光の可能性を探った。地域PRのテレビ番組収録も行われ、お笑いトリオ「安田大サーカス」の団長安田さんが同行した。

 サイクル街道の取り組みでは国道361号を風景や眺望を楽しめる道として認知を図り、自転車を活用した楽しみ方を模索する。県内の既存ルートも活用。自転車冒険家の小口良平さん=辰野町=がコーディネーターを務める。

 ルートは現在、高山市から伊那市高遠町間の135.8キロを想定。沿線を中心に食や文化(石仏など)の名所探訪、交通量の多い場所の迂回といった要素を加味して構想を練っている。試走会は昨年から段階的に行い、5回目の今回は全ルートを走破した。

 今回は高山市や伊那市の職員、自転車関係の事業者、地域おこし協力隊らが参加。高山市では高山ラーメンや古い街並み、木曽町で木曽馬の里やすんきそば、伊那市では建福寺や高遠そばといったように名所を訪ねたり、その土地ならではの食を味わったりしてルート整備の参考にした。

 同国道は車の交通量が少ないことなどから、小口さんは「自転車で走る環境が整っている」と高評価。今後はサイクルスタンドや看板の設置を考慮して「サイクリストを受け入れる環境整備が重要。一般の観光客のためにもなる」と話していた。

 団長安田さんは自身が出演するテレビ番組「いいね!じゃぱん」(BSテレ東)でサイクル街道を紹介するために同行。伊那市の三峰川レストパーク付近では周辺の眺望に興味深げで、参加者らと楽しそうに話す姿が見受けられた。国道361号については「見るところや食べるところが良い距離感で飽きない」と話していた。

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