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宇部日報社

〝小野らしさ〟料理で表現 小野小150周年記念企画で児童がメニュー開発【宇部】

 小野小(菊池直樹校長)で2日、創立150周年を祝って記念メニューを開発する企画の試食会が行われた。地区内にある料理店のガルデン・ラ・ヴァンヴェール(戎谷孝之オーナーシェフ)とサルワーレ(安村知代表)が、児童の意見を基にフォカッチャサンドやケーキ、ピザ、パスタを試作。味わった子どもたちがネーミングした各メニューは、8月13日の地区の夏祭りで販売される。

 記念企画の一つとしてメニュー開発に取り組んでいる。先月、両店の代表が来校して子どもたちと意見交換。自家製のフォカッチャ、ピザなど各店の看板商品を生かし、小野らしさを表現する方向性を決めた。「ハーブをミックスした小野茶を使ってほしい」「学校で取れた梅も活用したい」「甘いピザがいい」などの希望も上がった。

 意見を基にしたフォカッチャサンドは2種類を用意。サンドした鶏ハムは、ラベンダーをミックスした小野茶で風味付けし、梅シロップのソースを掛けた。もう一方に挟んだ牛肉100%のつくねには、レモングラス風味の小野茶を練り込んだ。ケーキにも小野茶をふんだんに使い、ジュース作りに使った甘い梅をアクセントとして入れた。

 小野茶パウダーを振り掛けたピザは、マスカルポーネチーズと蜂蜜で子どもたちの希望通りに甘く仕上げた。パスタ麺にも小野茶を練り込み、小野湖に浮かぶ小島をナス、カヌーをミニトマトで表現した。

 3~6年生16人が試食。才木心春さん(6年)は「フォカッチャサンドは、普通のパンより弾力があって食べ応えがある。鶏ハムの味付けが最高」、白上史怜(みれい)さん(同)は「ケーキは小野茶の味がして、とてもおいしかった」と感想を語った。

 「湖に浮かぶ島を表現してほしいなどの声を基に工夫した」と安村代表(32)。戎谷オーナーシェフ(47)は「子どもの意見や希望を最大限に生かしたメニューを作り上げて、創立150周年を盛り上げたい」と意気込んでいる。

 各メニューの名前や値段を決めて、夏祭りで販売。両店舗でも来年2月に創立記念式典が開催されるまでの期間、開発したメニューを提供する予定。

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