十勝の地盤マップ公開 帯広の東成「住宅建てる参考に」
地盤調査を行う東成(帯広市、花房紀陽社長)は、十勝管内の地盤傾向を検索できる「地盤ファクト」(地盤マップ)を6月1日(予定)からホームページで一般公開する。地域ごとに地盤の傾向を3段階で表記しているほか、同社が蓄積した地盤調査結果のデータも公開。同社は「住宅を建てる際などに活用してもらえたら」と話している。

6月1日に公開される地盤マップ
同社は2010年から一般住宅向けの地盤調査をしている。年間2000件以上の調査を行い、これまでの実績件数は2万5000件を超える。従来は、取引のある業者向けに調査結果を公開していたが、個人でも地盤の傾向を調べられるよう、1年ほど前からマップの制作を進めてきた。
マップは、地盤傾向を「かたい」「ふつう」「やわらかい」の3段階で表記。エリアか住所から希望地区を検索すると、半径500メートルの地盤データがナンバリングされ、希望場所をクリックすると調査結果のデータが別ウインドーで表示される。個人情報が特定されないよう、調査件名や住所は表示せず、地図でも個人宅が特定できないよう配慮した。十勝管内の住宅地を網羅し、全道での地盤調査の実績があることから、将来的には公開エリアを拡大することも検討している。
同社は「自治体のハザードマップと合わせ、地盤マップを活用しながら住宅をどこに建てるのか考えてもらえたら」とPRしている。
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