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北羽新報社

県内外から多くの「藩士」集結 八峰町で「水曜どうでしょうキャラバン」

ゆったりとトークを展開する藤村さん(左)と嬉野さん

 北海道発の人気バラエティー番組・水曜どうでしょうのディレクターとファンの交流イベント「水曜どうでしょうキャラバン2024」が10日、八峰町峰浜沼田のポンポコ山公園で行われた。全国13会場を巡るイベントの皮切りで、本県では唯一の実施。能代山本内外から訪れた「どうでしょうファン」がディレクターらのトークや音楽などを楽しんだ。
 水曜どうでしょうは、タレントの大泉洋さんらが出演し、北海道テレビで平成8年に放送開始。国内外を旅する企画が受けて人気が全国に広がった。
 キャラバンは番組ディレクターの藤村忠寿さんと嬉野雅道さんが全国各地で「藩士」と呼ばれる番組のファンと交流を深めるイベントで、26年に始まった。今年は10月5日まで13県を回り、八峰町での開催は27年以来9年ぶり。
 ポンポコ山公園野外ステージで「藤やん」の愛称で知られる藤村さん、「うれしー」と呼ばれる嬉野さんがゆったりとトークを展開。アルコール飲料を手に藤村さんは「アスファルトは照り返しが強いから、芝に座れるのはいい」と話し、嬉野さんは「飯も酒もうまい」と語った。
 「はっぽうサイダー」をおいしく飲む大会では、関係者や一般から挑戦者を募って大盛り上がり。藤村さんが「どうしてはっぽうサイダーという名前なんだい」と言うと、嬉野さんが「おそらく八峰町のサイダーだから」と答えるなど、独特の語りや掛け合いがファンを楽しませた。
 シンガーソングライターのRihwa、講談師の玉田玉山のライブ、モルックなどの縁日、くじ引きもにぎわった。タオルやTシャツなどのグッズ販売は整理券が配られ、列を成した。町内外のグルメを楽しめる屋台やキッチンカーも設けられた。
 県内各地のほか北海道や青森県、宮城県、千葉県など各地から大勢の藩士が訪れ、ボランティアとして長野県や大阪府などから参加する人もいた。
 藩士歴約15年の小村翔さん(39)=千葉市=は「八峰町に来るのは初めて。キャラバンは年々規模が大きくなっているが、ここの会場はいい意味で大きくなくて楽しい」と笑顔。20年余り前からファンという能代市落合の武田純さん(45)は「27年のキャラバンも参加した。今回も藤やん、うれしーを間近で見られて最高」と声を弾ませた。
 本県は、北海道以外では初めて番組が放送された地域であり、藤村さんは「思い入れのある秋田でイベントができて良かった」と話した。

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