豊橋市自然史博物館の特別企画展の入館者数が2日、累計100万人を達成し、記念セレモニーが館内で開かれた。
100万人目となった服部さん家族=豊橋市自然史博物館で
開館以来35年余で到達した。38回目となる特別企画展「キセキの結晶☆鉱物」を開催中で、節目の100万人目となったのは、豊田市の会社員服部憲一さん、妻智恵さん、娘の雫月さん(中学2年)と瑞月さん(小学6年)の家族。セレモニーでは、伊藤紀治公園長が蛍光鉱物観察セット、水晶結晶標本、クリアファイルを贈った。
憲一さんは「スタッフに突然呼び止められて驚いたが、記念すべき100万人目になれて良かった」と喜んだ。伊藤公園長は「学芸員の日頃の研究の成果が認められた結果だと思う。豊橋総合動植物公園70周年の節目の年に達成できて感無量。今後も、皆さんに喜ばれる企画展ができるように準備を進めていきたい」と話した。
自然史博物館は、1988年5月1日に開館。実物化石をメインに多くの恐竜模型を展示、生物の進化や生命の神秘について楽しく学べる施設として、人気スポットとなっている。
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