初詣客笑顔で迎える準備 荘内神社女子高生ら巫女研修
鶴岡市の荘内神社(石原純一宮司)で17日、正月に向けた臨時の巫女(みこ)の研修が始まり、女子高校生たちが赤いはかま姿で初詣客を迎える応対などを学んだ。
8万人ほどの参拝客を見込む同神社は今回、高校生と大学生の計18人を臨時に採用。今月23日から来月15日まで交代で参拝者の応対を務める。
研修初日のこの日は、女子高校生14人が参加した。巫女としての身だしなみや装束の着付けを学び、はかま姿で本殿を参拝した後、お札やお守り、破魔矢などの縁起物の授与品の受け渡しの研修に臨んだ。

初詣客を迎える応対の研修に励む女子高校生たち
同神社禰宜の石原和香子さんが「相手の目を見て笑顔と大きな声で、『明けましておめでとうございます』と必ずあいさつすること。授与品は両手で扱う」などと作法の基本を指導。研修生は巫女と参拝者役の二手に分かれ、「1000円お納めくださいませ」「ようこそお参りくださいました」と練習を重ねた。
初めて巫女を務める羽黒2年の齋藤歩海(あゆみ)さん(17)は「着付けは難しかったけど、巫女さんの装束を身に着けることができてうれしい。正しい言葉遣いに気を付けて頑張ります」と話した。
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