アイヌ文様刺しゅうに/釧明輝高授業で挑戦

釧路明輝高校(藤井一志校長)は11日、同校で3年生が「アイヌ民族の衣装と文様」をテーマにアイヌ文様について学び、刺しゅうを体験した。同授業は、通年で実施する同校独自の設定科目「アイヌ学」の一環。7人の外部講師から歌や踊り、料理、刺しゅうなど体験的な学習を通して、アイヌ文化や伝統を肌で感じ学んでいる。
この日は、12人の生徒が、アイヌ語り部などとして活動している郷右近富貴子さんから刺しゅうを学んだ。生徒たちは、5種類のアイヌ文様の紹介と刺しゅうの手順などの説明を受け、布袋に鉛筆で、5種類の中から気に入った文様を組み合わせるなど下書き。それから、それぞれ文様の刺しゅうに挑戦した。
生徒たちは、下書きの文様に沿い、郷右近さんにチェーンステッチのやり方や針さばきなどを熱心に質問。仲間同士で相談し合いながら、悪戦苦闘し作品製作に取り組んだ。福田優希さん(17)は、「最初は難しかったが、慣れると思っていたよりもスムーズにできるようになった」と笑顔で話していた。
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