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ゾウと歩み60余年㊦

種の保存を進める

 のんほいパークが5月にまとめた方針では、アジアゾウ飼育の目的として、生息域外での保全活動を進めることを挙げている。絶滅も心配される中、生息域外での保全が進めば種の保存にも貢献できる。域外保全や環境教育への取り組み、調査研究も不可欠になる。  同園も繁殖可能な複数頭のアジアゾウを飼育することで保存活動に貢献したい考えだ。園のゾウたちは過去に繁殖実績のあるダーナを筆頭に新顔を含め6頭に増え、国内屈指の規模になった。  アジアゾウは母系の群れを形成して社会性ある暮らしを営む。園ではすでに「雌と子は原則として群れで飼育」の方針を固めた。検疫後にゾウ同士の相性を確かめて、徐々に群れをつくっていきたいとしている。  吉川雅己専門員によると「アーシャーとチャメリーに、新顔のチャンパカとバヴァーニを加えた群れが現実的」と話す。新顔の雄ドローナは10歳で性成熟が近く、単独行動や感情の起伏が激しくなるなどの変化も予想されるため群れから離すのが有力だ。

 一方、限られた空間で快適に安全に暮らすためには、飼育員の手を借りた「準間接飼育」との並行が重要だ。ひづめの手入れやストレスの軽減など、野生本来の行動を発する手助けにつながり、動物たちにとっても利点があるという。  広い運動場やプールで群れるゾウからは、本来の暮らしぶりや意思疎通など、未知の研究も進む。野生に近い姿を展示することで、生態系や環境を守る活動への理解を深めるきっかけにもなる。国内の多くの動物園で過去の見世物的な発想は消え、動物福祉に沿った展示が増えている。人と動物の持続可能な関係を訴えかけているようだ。

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