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遊休地整備してロケ地創ろう 諏訪圏フィルムコミッション

ロケ地化を目指し作業を行う諏訪市豊田覗石区の現場を案内する宮坂洋介さん

諏訪地方観光連盟諏訪圏フィルムコミッション(FC)は、諏訪市内の遊休地を地域住民の手で整備し、映画などのロケ地として紹介できる場所をつくる「ロケ地をみんなで創ろう!プロジェクト」を始める。ボランティアや協賛企業を募り、年間8回ほど整備作業を行う。初回は25日午前8時30分からで草刈りや間伐などを同市豊田覗石区で行う。

市内では旧湖南小学校後山分校や、かつて市清掃センターとして使われていた施設が映画やドラマ、音楽ビデオの映像のロケ地に使われてきたが、いずれもすでに解体された。同FCは「時代の流れで失われるロケ地があるのは仕方ない。一方で、手を入れればロケ地になる遊休地もある。エキストラや炊き出しボランティアとは違う映画などの支え方もあるのでは」とし、住民の協力を得てロケ地創出を目指す。

最初に取り組む覗石区の市有地は、広さは約9万3000平方メートルで東京ドーム約2個分。同FCの宮坂洋介さんによると、人工物が写らないロケーションで時代劇や合戦のシーンなどでの利用が想定できるという。撮影に対応できる「劇用馬」を飼育する乗馬クラブが茅野市や山梨県北杜市にあり、100人規模のスタッフの宿泊施設があり、都内から2時間30分という立地条件からも「諏訪地方には大型時代劇の撮影に適した環境がある」とし、「絵になる場所を市民と共につくっていけばロケの誘致にもつながる」と期待する。

5月中旬にロケ地化を目指す現場を訪れた宮坂さんは「雑木や雑草の成長が早い。先手先手の対応をしてかないと」と話した。1回当たりの作業人数は20人程度。2回目以降は26日、6月8、9日に予定している。協賛企業も同時募集。問い合わせは同FC(電話0266・52・4141)へ。

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