
協定を結んだデイトナの織田社長㊨と伊藤村長ら=豊根村坂宇場で
豊根村観光協会は10日、バイク部品販売の「デイトナ」(静岡県森町)と観光パートナー協定を結んだ。早朝のバイクツーリング客向けに道の駅などで「朝活Cafe(カフェ)」などを展開する。
内容は、地域活性化活動▽村民や来場客との交流▽自然を通じて親子が健康で楽しい時間を過ごす活動の提供―など。この日、道の駅「豊根グリーンポート宮嶋」で締結式があった。
署名したデイトナの織田哲司社長は、新型コロナウイルス禍で「密」になりにくいため、バイクのライダーが増えているとして「ツーリングを再開させる人も増えている。豊根村は茶臼山高原などがあり適した所です」と述べた。協会会長の伊藤浩亘村長は、「交流人口の増加に期待したい」と述べた。道の駅をはじめ富山地区などの協力店で朝活カフェを、茶臼山高原で子ども向け電動バイク試乗会などを開く。
デイトナが観光パートナーを結んだのはこれで5団体目。東三河では2019年8月に設楽町観光協会と、23年8月に渥美半島観光ビューローと締結している。両市町ではすでに「朝活カフェ」を開いている。設楽町では昨年1年間で町内3カ所に延べ5500人以上が訪れたという。今年も町内6カ所で11月までの土日曜を中心に開く。田原市では土日曜を中心に今年7月まで市内3カ所で開く。

道の駅「したら」で昨年開かれた「朝活カフェ」に来たライダー=設楽町清崎で(提供)
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