「サドンロック」と命名 白浜・三段壁の謎の岩

名前が「サドンロック」に決まった岩=和歌山県白浜町の三段壁で
和歌山県白浜町の観光施設「三段壁洞窟」は、名勝・三段壁で台風襲来後に現れた岩の名前が「サドンロック」に決まったと発表した。名前を募ったところ、878人から応募があり、社内で10候補に絞った上での決選投票で最多得票だった。
岩の大きさは長さ4・2メートル、高さ1・2メートル、幅1メートルで、2018年9月の台風後に見つかった。より多くの人に三段壁を知ってもらうきっかけにしようと、施設は今年2月以降に「波の力で打ち上げられたのか、別の場所から転がったのか、あるいは空から降ってきたのかもしれない〝謎の岩〟に名前を」とユニークにPRしていた。
サドンロックは「突然」という意味の英単語「サドン(sudden)」と三段という言葉の音を掛けたもの。決選投票で集まった187票のうち、41票を獲得した。2位は「希石(きせき)」で27票、3位は「シラくまロック」で20票だった。施設は、命名者となった有田郡の女性に記念品を贈る。
施設の新藤正悟代表は「予想以上の反応があり、注目してもらえたと思う。新たな名所になるよう取り組んでいきたい」と話している。近く、洞窟内の岩が見える場所に、突然現れたという経緯や名前を記した看板を設ける。
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