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昔ながらの田植え体験 徳之島 兼久小、手々小中が田植え

児童約40人が参加した瀬滝いじゅん田植え=17日、天城町瀬滝

 鹿児島県天城町立兼久小学校(仮屋浩一校長、児童50人)と徳之島町立手々小中学校(竹野博文校長、児童生徒9人)の子どもたちが参加する田植えが17日、両町であった。地域住民や保護者が見守る中、子どもたちは素足で田んぼに入り、和気あいあいと昔ながらの手作業で苗を植え付けた。

 天城町瀬滝の湧水「こうしりいじゅん」そばの水田で田植えをする「瀬滝いじゅん田植え」は兼久小の恒例行事。昨年は新型コロナウイルスの影響で保護者のみで実施したため児童らは2年ぶりの参加となった。今年は児童約40人が集落が管理している約130平方メートルの田んぼにもち米の苗を植え付けた。

 8月上旬には稲刈りの予定で精米で約30キロを収穫する見込み。参加した児童は「水は冷たかったし、はだしなので石ころが痛かった。昨年は病気で稲刈りに参加できなかったので今年の収穫が楽しみ。元気に育ってほしい」と感想を述べた。

牛に代わって犂(すき)を引く手々小中の児童ら=17日、徳之島町手々

 手々集落の田植えは高齢化などを理由に中断したが、3年前に子どもたちの体験活動として復活。今年は手々小中の児童生徒など子ども10人のほかに集落住民や同校教諭らも加わり、計28人で約990平方メートルの田んぼを牛に代わって犂(すき)を引き、うるち米の苗を植え付けた。

 昨年は収穫目前にイノシシ食害でイネが全滅という憂き目を見たという。後輩たちの面倒を見ながら田植えを終えた生徒は「小さい子たちも頑張って植えてくれたので今年こそはおいしいごはんを皆で食べたい」と笑顔を見せた。

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