珍種のエビ展示 京大白浜水族館

白浜水族館で展示されているイッカクヒメセミエビ(和歌山県白浜町で)
京都大学白浜水族館(和歌山県白浜町)は、背中に特徴的な角がある「イッカクヒメセミエビ」を展示している=写真。県内での採集は初めてという。
日本での捕獲例が少ないため、生きた状態の展示は珍しい。現在、国内で展示しているのは同館と鹿児島県のいおワールドかごしま水族館だけだという。
白浜水族館は、みなべ町の漁師から購入した。よく似ているヒメセミエビとして展示していたが、調べたところイッカクヒメセミエビであることが分かった。
展示している個体は全長10センチほどで、体色はヒメセミエビに比べて淡い。雑食で、白浜水族館では魚の切り身や海藻を餌として与えている。
飼育員の原田桂太さん(36)は「ヒメセミエビとイッカクヒメセミエビを同じ水槽で見比べできる機会はなかなかないので、違いを探してほしい」と話している。
関連記事
「変更手順に疑問」 竹アラほ場整備で國仲氏 宮古島市議会経工委
開会中の宮古島市議会6月定例会は16日、経済工務委員会(狩俣勝成委員長)で付託された議案を審査した。議案質疑でも問題視された下地の竹アラ地区ほ場整備事業の計画変更について多くの委員が質問。國仲昌二...
豊橋出身「光の画家」故松井さんの長編映画制作へ 東京でイベント
現代フランス画壇を代表する画家の一人として活躍、2022年5月に79歳で死去した豊橋市出身の松井守男さんを紹介する長編ドキュメンタリー映画「コルシカのサムライ 愛を描く」(仮題)の制作が大詰めだ。...
セキトと花善タッグ 「志んこ」「鶏めし」などセットの商品発送開始
能代市下内崎の菓子製造販売「セキト」(関戸優社長)は、駅弁「鶏めし」で知られる花善(大館市)とタッグを組んだ発送専用商品「『秋田のご飯&お菓子』満足セット」の取り扱いを開始した。セキトが製造...