今季のサケ捕獲終了 インディアン水車取り外し-千歳
厳寒の中で行われたインディアン水車の取り外し作業=9日午前9時40分ごろ
千歳川でのシロザケの捕獲作業が9日、終了した。気温は氷点下10度を下回る厳しい冷え込みとなった午前9時すぎ、千歳市花園の日本海さけ・ます増殖事業協会千歳事務所は構内で、最後の水揚げとインディアン水車(捕魚車)の取り外し作業を行った。
ふ化事業を目的とした今季の捕獲は8月21日に本格スタート。111日間で15万6279匹(雌7万6959匹、雄7万9320匹)。昨季(16万4619匹)を8340匹下回った。
今季は日本海を除き全道的に不漁だった。同協会の安藤孝雄専務理事は「捕獲はほぼ目標通り。採卵数も計画した7250万粒を確保し、他地区の不足もカバーできた」と話した。
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