明生関の等身大パネル 後援会「記念撮影で勇気と元気を」 瀬戸内町
きゅら島交流館ロビーに設置された明生関の等身大パネル=6日、鹿児島県瀬戸内町古仁屋
鹿児島県瀬戸内町の明生関後援会(会長・鎌田愛人町長)は6日、町きゅら島交流館に大相撲で活躍する明生力(25)の等身大パネルを設置した。鎌田町長は「コロナ禍の大変な中で直接会場には行けないが、パネルを通して明生関に町民からの応援の気持ちを届けたい。町の子どもたちには、明生関のパネルと一緒に写真を撮ることで、勇気と元気をもらってほしい」と話している。
等身大パネルは7月場所での十両優勝を機に準備を進め、2種類製作した。立ち姿は高さ180センチ、横幅90センチで明生関の体格とほぼ同じ。新生児を土俵入りさせる姿は、高さ160センチ、横幅130センチで、子どもが明生関に抱かれているような形で記念撮影ができる。着けている化粧まわしは、同後援会が新十両となった際に贈ったもの。
この日、同館を訪れた児童は「明生関は大きくてかっこいい」と笑顔で話し、報道陣の撮影に応じてくれた。
明生関は同町阿室釜出身で立浪部屋所属。2016年11月場所で新十両、18年7月場所で新入幕。先場所は幕内(東前頭13枚目)で9勝6敗と勝ち越した。11月場所は8日、東京・両国国技館で初日を迎え、明生関は西前頭10枚目で出場予定。11月場所に向け、「勝ち越し、2桁勝利、そして優勝を狙って頑張ります」と町民へメッセージを寄せた。
パネルは今後、町の各種イベント会場に設置するなどして活用する予定。
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